2026/02/04 23:05

2月5日は、フィンランドにとってとりわけ甘く、特別な日…ルーネベリの日(Runebergin päivä)です。フィンランドの国民的詩人、ヨハン・ルードヴィグ・ルーネベリにちなんで名付けられたこの祝日は、家族との団らんや心地よい午後のひととき、そして何よりも、ルーネベリタルトの香りに包まれて祝われます。
ルーネベリタルトは、ただ美味しいお菓子というだけでなく、フィンランドの文化遺産を象徴する存在です。小さな円筒形のケーキの上には、ラズベリージャムとアイシングの輪が飾られていますが、これはルーネベリの頭に載せられた月桂冠を表していると言われています。その姿は、フィンランドならではの温かさと伝統を体現しており、子どもの頃の祝いの日や、大切な人たちと過ごした思い出を呼び起こしてくれます。アーモンドとカルダモンの風味が織りなす味わいは、どこかほっとする優しさと、フィンランドらしさに満ちあふれています。
このケーキの起源には諸説あり、誰が最初に作ったのかははっきりしていませんが、フィンランド文化におけるその存在感は疑う余地がありません。全国の家庭で焼かれ、ベーカリーの店頭に並び、街にはカルダモンとアーモンドの甘い香りが漂います。焼きたてのルーネベリタルトを囲んで分かち合うことは、歴史とつながり、フィンランドのアイデンティティを祝う大切な習慣なのです。
KATAMONOでは、この愛されるフィンランドの伝統の魅力を皆さまにお届けできることを嬉しく思っています。これまで一度もルーネベリタルトを焼いたことがなくても、心配はいりません。レシピは意外とシンプルで、出来上がりはきっと満足のいくものになるはずです。ぜひご自宅のキッチンに、フィンランドの小さな魅力を取り入れてみてください。
Hyvää Runebergin päivää!(ルーネベリの日おめでとう!)
Ruuneperin torttu(ルーネベリタルト)のレシピ (約6個分)
[材料]
生地
・無塩バターまたはマーガリン … 150g(常温に戻す)
・グラニュー糖 …75 ml(約65 g)
・三温糖 …75 ml(約65 g)
・卵 …2個(常温に戻す)
・薄力粉 …225 ml(約135 g)
・ジンジャーブレッド(または細かい乾燥パン粉) …75 ml
・カルダモン(粉) …小さじ ¾
・ベーキングパウダー …小さじ 1½
・牛乳 …75 ml(常温に戻す)
・ビターアーモンドオイル …… 1~2滴
仕上げ用
りんごジュース(しっとりさせる用) …適量ラズベリージャム(飾り用) …適量
アイシング
粉砂糖 …75 ml(約50 g)
水 …小さじ 2~3
[作り方]
1. バターと砂糖を混ぜる
ボウルにバターを入れ、白っぽくなるまで混ぜる。グラニュー糖・三温糖を加え、ふんわりするまでよくすり混ぜる。
2. 卵を加える
卵を1個ずつ加え、その都度よく混ぜる。
3. 粉類を合わせる
別のボウルに薄力粉・砕いたジンジャーブレッド(またはパン粉)・カルダモン・ベーキングパウダーを入れて混ぜる。
4. 生地を仕上げる
②に③を加え、牛乳も入れてゴムベラでさっくり混ぜる。(お好みでビターアーモンドオイルを1~2滴)
5. 型に入れる
生地をマフィンカップの7~8分目まで入れる。
6. 焼く
200℃のオーブンで 18~22分焼く。表面がこんがり色づき、竹串を刺して生地が付かなければOK。
7. しっとりさせる
完全に冷めてから、刷毛やスプーンで
りんごジュースを軽く表面に塗る(染み込ませすぎ注意)。
8. 仕上げ
中央にラズベリージャムを少量足す。粉砂糖+水で作ったアイシングをジャムの周りにリング状に絞る。
[美味しさを引き立てるポイント]
・焼き色が早くつく場合は、途中で アルミホイルを軽くかぶせると色が濃くなるのを防げます。
・翌日の方がしっとりして風味がなじみます。