ULTIMA THULE 2個セット タピオ・ヴィルカラ イッタラ
¥7,500($47.33)
SOLD OUT
15cl
1968年、タピオ・ヴィルカラのデザインによりイッタラ社から発表。「Ultima」はラテン語で「最も遠い、最後の」、「Thule」は古代ギリシャ・ローマ人にとって極北の地を指す言葉——あわせて「世界の果て」と解される名である。表面の紋様は、ラップランドで見た溶け落ちる氷の瞬間に着想を得ている。1968年のミラノ・トリエンナーレに出品された。
ヴィルカラは1960年代に、異なる素材でふたつの「ウルティマ・ツーレ」を制作している。ひとつは合板——1967年のモントリオール万博で発表された縦4メートル、横9メートルの記念碑的レリーフ。もうひとつが、翌1968年のこのガラスシリーズである。2025年に東京ステーションギャラリーで開催された日本初の回顧展「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」では、この木彫レリーフがデジタル再現され、ウルティマツーレのガラス約400点によるインスタレーションとともに展示された。
その製造史は三つの段階に分けられる。最初期の型はヴィルカラ自身が彫ったグラファイト型。人気の高まりとともに金属型へ移行するが、その内面の紋様は職人の手作業で刻まれた。現在では、型は機械で製作され、グラスは全自動の成形機で生産されている。作り手の手が型に直接刻まれていた時代の個体と後年の製品とでは、その成り立ちが本質的に異なる。
1969年5月15日、フィンエアーはコペンハーゲン・アムステルダム経由のニューヨーク線を就航させ、ファーストクラスにウルティマツーレを採用した。1980年代にファーストクラスが廃止されると使用は一部の特別便に限られたが、創立75周年の1998年4月1日、長距離線ビジネスクラスで復活。2022年、機内食器の刷新に際しても、イッタラはウルティマツーレのグラスがシャンパンサービス用として引き続き使用されることを発表している。
デザイナー
Tapio Wirkkala
型番
TW Ultima Thule 2032 015
製造年代
1968-
サイズ
φ 70 x 70 mm
重量
194g
容量
約150ml
原産国
フィンランド
メーカー
Iittala
コンディション
中古/非常に良い